SADL

立ち上げから共産党の青年組織

 SEALDs同様、民青系列の日本共産党の青年組織です。元々反都構想のために立ち上がったもので、例によって反対のための反対の組織です。主に以下の主張を行っています。

  • 戦争法案反対(安保法案反対)
  • 都構想反対
  • 安倍政権反対

 都構想に対して反対をしたのも、橋下市長が親安倍政権であるためです。

 W選挙の結果に対する意見から、自分たちの意見が民主主義であるという、いつもの日本共産党の主張が色濃く出ており、当選した人間が担っているであろう民意について全く考慮していません。労働者側の独裁が民意だと主張する、実に日本共産党らしい組織です。

頭の下げ方を知らない


 橋下憎しでこういう行動に出たわけですが、結果としてお互い足を引っ張り合う結果になりました。ここからも両者ともに戦略が描けないことが見て取れます。SADL側は、自分たちがどう見られているのか理解しておらず、自民側は日本共産党と組む事がどれだけ有権者から反感を買うかを理解していません。

 特に、SADLの暴露は戦略性を著しく欠く行動です。自分たちの正しさしか主張しない。その写真を掲載することで、相手に迷惑をかけるかもしれないという配慮が無く、ご迷惑をおかけしましたと頭を下げることも出来ません。自分の正しさしか主張しない人は、相手の話を聞かず主張ばかりします。そして自分は悪くないと言い張り続ける。手を組んだり、足並みをそろえたり、統率された動きをする為には、こういう人はいらないんです。こういう人と付き合うと、こちらばかりが損をする、と言うのは皆さん、経験でよく理解されていると思います。

 また、主張一辺倒で相手を立てないので、交渉が成立しません。話し合えないんです。聞き上手ではないから。相手を持ち上げて条件を引っ張り出すという大人の交渉が出来ず、ただ駄々をこねてお小遣いをもらう子供の交渉しかできません。政治と言う大人の世界、こんな人たちに任せて大丈夫でしょうか?

 頭を下げられない事例として、柳本あきら氏のブログに関する声明があります。これも幼稚と言わざるを得ないです。自分たちを全く客観視できていない事実をもっと認識するべきです。立ち上げから共産党員ばかりが参加し、SEALsと連携し、日本共産党と全く同じ主張をすれば、どれだけ自分たちが無党派といった所で、日本共産党の政治組織とみられる、という当たり前のことが理解できていません。

 人からどう見られたかを決めるのは、見た人が決める。

 こんな当たり前の事すら解らないで、何が民主主義なのか。見た人の共感を得られるから民意が生まれるのです。

 彼らのやっていることはただの個人主義です。

  • 最終更新:2016-02-03 10:52:51

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